社員座談会

司法書士 × 司法書士

種本 里紗

司法書士 第三業務部第一課所属
2018年7月入社    

岡崎 亨輔

司法書士 第三業務部第一課所属
2023年11月入社    

河野 麻弥

司法書士 第三業務部第一課所属
2024年1月入社    

司法書士を目指した理由を教えてください。
種本

女性なので「ライフステージが変わっても、バリバリと資格を持って働ける仕事がいいな」と思い司法書士になりました。
もう一つは勉強ですかね。何かに集中してインプットすることが得意なので、その強みを他の人に負けない形で仕事にできると思い、この職業を選びました。

岡崎

まずは身近なところで相続が起こったからです。自分の家族とか大切な人が「ちょっと苦労しているな」と子どもながらに思っていたので、いずれは自分が「絶対に力になれればな」と思ったのが1つ目のきっかけです。
2つ目は、やればやった分だけ自分に返ってくると思ったからです。しっかり勉強して、自分ができることの幅が増えればお客さまの力にもなれますし、その分、自分の達成感を得られる仕事なので「それは素敵だな」と思って目指しました。

河野

まずはできる業務の幅が広いからです。また、社会的貢献度が非常に高い仕事であることも理由です。
前の会社を退職するにあたり「難関の資格にチャレンジしたい」と思ったのが司法書士を目指したきっかけです。

司法書士の資格を取得する前後でギャップはありましたか。
種本

私は補助者として何年間か働き、その後で資格を取って司法書士になりました。「やはり資格者だと何でも自分で完結させられるんだな」と、裁量がすごく大きいと感じました。
その分、自分の責任がありますが、自分の中でコントロールできるというか、裁量が大きいので自由なところが私は良いギャップだなと感じました。

岡崎

資格を取ったら、ほとんど自分で一人前にできると思っていました。でも実際に働いてみると、やっとスタートラインであり、取得後も勉強しなければいけないのが1番のギャップです。
でも全然つらいわけではなく、勉強した分、お客さまに還元できたり、知識を提供できたり、自分自身も社会を知ることができるので、すごく良い意味で資格を取ってからも成長できると感じられました。

河野

私はこの業界、この事務所が初めてです。思った以上にすごく細かい作業が多くて、オフィス内での書類作成といった準備が仕事の8割や9割を占め、非常に大事だと感じました。

明成法務の特徴は幅広い業務ですが、有資格者にどんなメリットがありますか。
種本

ものすごいスピードで色々な案件に触れられることが他の事務所とは絶対的に違うところだなと思いました。
同期の方と比べてどうですか?

河野

他の事務所では業務が偏り「ある分野しか担当させてもらえない」とも聞きます。実際に扱っている業務も狭い領域のようですが、明成法務ではまんべんなく扱うことができ、自分の成長にもつながると感じています。

岡崎

もちろん自分の1つの仕事をやるのも大事ですが、色々な内容の仕事に関わることで勉強したことも生かせると思います。やっぱりニッチな細かい部分で困っている方が多い気がするので、この事務所だとまさに勉強した知識を生かせると思っています。
今の話にもつながりますが、幅広い内容に触れることができる分、自分で考え、判断するのが大変だと思いました。もちろん、それがこの仕事の重要な役割ですが、前にいた事務所では経験したことのない業務がここではあります。ぶつかるたびに自分で調べることが楽しく、充実感も得られますが、大変なところでもあります。

種本

調べるのって時間かかりますよね。

岡崎

めちゃくちゃかかりますね。労働時間に限りがある一方、本を読んで調べることは家でもできる場合があるので、家でやればいいかって。

種本

誰かに聞いていいですよ。一から調べる前に。

岡崎

仕事の邪魔をしたくないです。

種本

そうですけど、効率もありますよね。「時間をかけ過ぎないで」って思う時もあります。
調べたほうがいい所と、聞いたほうがいいところがありますよね。気になる所は週末を使って調べたり。

岡崎

この法人には色々な案件があるので大変ではありますけど「みなさんに負けないぞ」と思って。

明成法務ではシステム活用が徹底されていますが、慣れるまで大変だったことはございますか。
河野

大変でした。大変なのが現在進行形です。
司法書士事務所で、こんなに最先端のシステムを使っている所はないんじゃないでしょうか。大変なんですけど、安全管理で漏れがないような仕組みになっているから、お客さまや取引先さまの情報を扱うには、とても大事なのかなと思います。

岡崎

管理がアナログ的な仕事も経験したことがありますが、一方で明成法務は各業務が効率よく完了します。皆さん共通のソフトを使っていますよね。
最初は何のために使っているのか全く分かりませんでしたが、教えてもらい、少しずつ時間が経っていくと使用目的を理解できるようになり、結果的に漏れが無く、お客さまに迷惑がかからないシステムだと分かりました。
誰がやってもしっかりできるっていうのがすごいです。本当に最先端ですね。

種本

私は導入時も知っていて、最初は抵抗がありました。それこそ何のためにやっているのか最初は分からなかったし、事務所全体的にもちょっと受け入れがたいという雰囲気でした。
でも代表が少しずつ浸透させてくれましたね。特に「自分がどれだけ仕事をしたのか」が年単位で把握できます。成長を感じられるのでモチベーション維持につながり「去年は50件しかやっていなかったけど、今年は150件やりました」とか目に見えるので、データを取るのはいいことだと思っています。

明成法務の補助者の方々は非常に仕事ができる印象ですが、他との違いを感じていらっしゃいますか。
岡崎

分からないことがあれば進んで調べ、ガンガン質問してきます。補助者も同じで知識を教えてくださいます。自分よりも知識があり、場数を踏んでいる人もたくさんいるので、その意味では資格の有無にかかわらず切磋琢磨できる環境だと思います。

河野

本当に補助者の方の知識の多さを感じます。そしてめちゃくちゃ忙しいのに親切ですよね。

種本

私は資格を取って5年目ですが、10年、20年単位で仕事されている方もいて、年数で見ると全然経験の差が違うなって思います。助けてもらう機会もたくさんあります。

第三業務部にはどんな人材が向いていると思いますか。
岡崎

元気とやる気。環境を楽しめるというか「とりあえず難しくてもやってみよう」といった感覚を持っている人だと思います。
人間なのでもちろんミスがあり、落ち込む気持ちもすごい分かりますが、それでも“前を向ける”みたいな人は向いてると思いますし、自分自身もそうありたいと思っています。そういう人であれば一緒にやっていくにも信頼できますし、どんどん力を付けていけると思います。

河野

第三業務部のみんなは何でもチャレンジし、前向きに仕事を進めます。そういう方がいいですね。

種本

私はお2人みたいな方です。
チェックを回してもらうことが多いじゃないですか。「間違っていたら直すので教えてください」って言ってもらえると、こっちもすごい気持ちが楽になります。「ここ間違っていました」って簡単なようで言いにくいです。
ここで落ち込んだりされると「成長する気があるのかな」と思ってしまいます。だから向上心がある方と、すごい成長スピードで育っていきたいです。
やる気のある人には何でも任せます。働く時間が長くなったりもしますが、こういう人のほうが「仲間として一緒に頑張っていきたいな」と感じられます。