社員座談会

2021年度試験合格者!
司法書士 × 司法書士

増田 康之

司法書士 第三業務部所属
2020年11月入社
2021年度司法書士試験合格    

福田 貴子

司法書士 第一業務部所属
2021年10月入社
2021年度司法書士試験合格    

司法書士試験合格、おめでとうございます。
増田 福田

ありがとうございます。

何回目のチャレンジで合格されたのでしょうか?
増田

8回ですね。

福田

私は3回目です。

司法書士を目指した理由やきっかけについて、教えてください。
増田

もともとハウスメーカーで不動産に関わる仕事をしていました。
しかし、お客さまと話すことはあっても、その後の業務については全く知りません。そこで、興味がでてきたのが、直接のきっかけです。
あと、大学時代に法学部だったこともあり、司法書士に対する漠然とした憧れみたいなものはずっと抱いていました。
法律家として仕事をしていけたらいいな…という思いがあって、諦めずに勉強を続けていました。

福田

私は、司法書士を目指す前は、全く違う業界にいました。
いろいろなことが絡み合って司法書士を目指すようになったので、「これがきっかけです」とは言いにくいのですが…。
資格を取る前にも、ずっと補助者として実務を担当していました。登記の世界は奥深いです。
勉強したことがそのまま実務で活かせるというところに魅力を感じています。仕事自体が楽しいので、「絶対に司法書士を取りたい!」という強い思いで、勉強を続けることができました。

働きながら資格を取得する際に、就職先は何を基準に選びましたか?
増田

やはり、試験勉強と仕事との両立しやすさですね。
とはいえ、司法書士事務所は月末どうしても忙しくなるので、多少の残業は覚悟の上で転職先を探しました。
事務所を選ぶときは、残業があったとしても、なるべく自宅から近いところを条件に選びました。

福田

私も、地元であることを重視しました。
資格を取れたら埼玉県で働きたいという気持ちがありましたから。
まずは埼玉県に あること。そして、勉強しながら働くことになるので、通勤しやすいところを選びました。

最終的に明成法務を選んだ決め手は、どのような点ですか?
増田

明成法務は、女性が多い職場です。
子育て中の方も多いということで、働き方についてもいろいろ配慮していただけるベースがあるのではないか、時間の融通がつけやすいのではないかと思い、こちらに決めました。

福田

採用面接の際、代表の高橋先生から、「明成法務は埼玉県でトップクラスの事務所だよ」と強いメッセージをいただきました。
そこに惹かれて、明成法務に決めました。

司法書士試験は、やはり大変なのでしょうか?
増田

はい。それはもう大変でした

増田

私は8回目のチャレンジでやっと合格したので、落ちることもたくさん経験しています。
光が見えない。 そういうつらさはありましたね。

福田

挫折、挫折の繰り返しでしたよね。

働きながら資格を取得するにあたって、どのような点が大変でしたか?
増田

大変だったのは、やはり時間の捻出ですね。
私は毎朝出社前に、駅前のマクドナルドやスターバックスで勉強していました。
長いときは1時間くらい、時間のないときでも30分は勉強して、それから出社という感じで。

福田

私は、子どもがまだ小学生なので、朝の勉強は無理でしたね。
昼休みにも勉強しましたが、基本的には、仕事を終えて帰宅後、子どもが寝てからなんとか時間を作って勉強していました。
土日の勉強時間は5~6時間。平日は、できて2時間くらいでした。

仕事に、試験勉強に、子育てにと、大変だったと思いますが、どのようにして克服されたのでしょうか?
福田

全部を完璧にしすぎないことですね。
気持ちになるべく余裕を持てるように、自分を追い込みすぎないことを心がけていました。

司法書士試験の初回チャレンジから明成法務に勤務されていたのでしょうか?
増田

いえ、8回目、最後のチャレンジのときからです。

福田

私も、3回目のときからです。

別の会社で働きながらと、明成法務で働きながらとでは、チャレンジのしやすさは違いますか?
増田

はい。全く違いました。
前職は、とてつもなく残業が多い会社だったんです。
終バスを逃してタクシーで帰宅するというのもしょっちゅうで。
忙しすぎて、思うように勉強が進みませんでした。
明成法務では、仕事と勉強をしっかり両立することができました。

福田

私は前職も司法書士事務所だったのですが、子どもがいるので、前の事務所でも残業はできていませんでした。
それでも、周りのサポートなどの体制が、全く違うので、明成法務に入ってからは、勉強が捗りました。
質問しやすい雰囲気なので、皆さんにいろいろ教えてもらいながら勉強することもできました。

仕事と勉強を両立するにあたって、具体的にどのようなバックアップを受けましたか?
増田

上司が、なるべく早めに帰れるよう、常に気遣ってくれました。
試験前も、なるべく休みを取れるようにしてくださって。
私が休めば、当然、その上司に負担がいくわけですが、それでも「いいから休め」と。

福田

私はまだ入所したてで、有給休暇がまだ付与されていませんでしたが、試験前に、有給休暇を先に使わせてもらうことができました。
上長が有給休暇の前借りを代表の高橋先生に掛け合ってくださって。
それで休ませてもらい、試験前の追い込み勉強をしました。
これはすごく大きかったです。

チームワークがよいのですね。
増田

そうですね。
基本的に業務量は多いんです。でも、代わってくださる方がいる。
司法書士試験にチャレンジする人を、なるべく早めに帰らせてくれるよう、みんなで協力する体制ができています。
なので、何でも相談しやすかったです。

福田

相談しやすいというのは、私も実感しています。
増田さんもそうですが、同じように勉強している人もいますので。
同じ環境で同じように勉強している受験生がいる。
「自分1人じゃないんだ」と心強い気持ちになりました。
資格者の先生方も、もちろんすごく苦労されたので、気持ちを分かってくださって。
本当にいろいろ教えてもらいました。

働きながら資格取得を目指す方に対して、メッセージがあればお願いします。
増田

司法書士試験は合格率が非常に低いので、当然、落ちる人も多い。
残念ながら不合格だったとき、落ち込むのは仕方ないことではありますが、前を向いて、次の年の試験に向けて切り替える。
そういう力が必要です。
無駄に落ち込みすぎないことが重要だと思います。

福田

勉強が思うように進まない時期もあるかもしれません。
でも、続けていれば、いつか道は拓けると思います。
諦めないで頑張ってください。