社員を知る

自分の仕事がお客様の
お役に立てていると実感できる場面が多いです。

第二・第三業務部 本部長
社員司法書士・特定行政書士杉田 真友

入ってたった6年で、
こんなに大きくなるとは思ってもいませんでした

司法書士を目指したきっかけについて教えてください。

大学3年の秋くらいのことです。周囲が就職活動をしはじめました。しかし、その頃ちょうどリーマンショックがあった時期で、みんなものすごく苦戦していたんです。その様子を見て、普通に就職することに、あまり希望を持てなくなってしまって。「開業も可能な資格を持ちたい」と思うようになったのが、司法書士を目指したきっかけです。大学卒業後、しばらくパートとして信販会社で債権回収の仕事をしながら、勉強していました。6回目のチャレンジで、平成27年の司法書士試験に受かりました。その年の11月にはアルバイトの形で明成法務に入り、翌年3月に司法書士として登録後、正規職員となりました。


就職先を決める際に重視したことは、何ですか?

当初は、5年ほど勤めたら独立しようと思っていたので、あらゆる業務ができることを重視しました。司法書士が担当できる業務は多岐にわたっていますので、それらを何でも経験できる事務所を希望していました。事務所によっては、不動産売買における名義変更だけとか、新築マンションの売買だけといったように細かく特化した業務を行うところもあるわけです。そのような事務所に入ると、経験できる仕事の幅が狭まってしまいます。それでは将来独立できないのでは…と考え、いろいろな仕事を経験できて、自分の能力を伸ばせるところに的を絞って、職場を選びました。


明成法務を選んだ決め手は何ですか?

いろいろな業務を請け負っていることと、あとは代表のお人柄ですね。話しやすくて、意見をきちんと取り入れてくれるという印象を持ったので。事業規模が大きくなっても、代表は以前と変わっていません。新しい取引先との仕事を取ったとき、大きい事務所では「はい、取ってきたよ。あとよろしく」と所員に丸投げすることが普通だと思います。しかし、うちの代表は、最初の何件かは、自分で連絡を入れたり、調整したり。取引が軌道に乗るまで、必ず関わります。現場の感覚をきちんと確認するんです。そういう現場感覚や、現場の話をくみ上げてくれるところは、事務所が大きくなってもずっと変わっていません。


明成法務に入って、驚いたことはありますか?

事業の成長スピードですね。もう少しゆっくりなのかと思っていたのですが、伸びていくスピードが思った以上に速くて。私が入った時には、コンパクトなワンフロアのオフィスで、10人も座れないぐらいでした。それが数年の間で、上のフロアも借りて30人ぐらい入れる2フロアのオフィスになって。それでも足りなくて、さらに大きなオフィスに移転しました。入ってたった6年で、こんなに大きくなるとは思ってもいませんでした。

お客様の抱えるさまざまな問題を
解決に導けたときにやりがいを感じます

今後、独立するのですか?

今はもう、独立することは考えていません。独立するとなると、営業もできて、実務処理もできて、経理もできて、雑務もできなければなりません。私は営業活動やお客様とやり取りするのは全く苦にならないのですが、経理処理などが苦手で。あと、書類を集めたり、細かく作りこんだりするスピードが、結構遅いんです。できなくはないし、とりたててミスするわけでもないけれど、スピードが遅い。仕事をしているうちに、「これは、独立するとなったら厳しいな」と思うようになりました。それであれば、部のメンバーと協力しながら業務にあたる形で、法人にいつづけたほうがいいだろう…と。また、高橋代表の営業センスが非常に高いので、近くで見ていて、「これぐらい営業できないといけないのか」と打ちのめされたのもあります。「今の私には、ここまでできないな」と。


今はどのような業務に携わっていますか?

相続関係です。お身内が亡くなってさまざまな手続きを必要とする方と面談し、ご依頼いただいた件について、事務担当と一緒に手続きしていきます。不動産の名義変更が主な業務になります。その中でも、面談して、お客様とのやり取りをするところを担当することが多いですね。あとは、埼玉本部の責任者という立場で、第二業務部と第三業務部の調整をしています。


ご自身や部署の方は、どのようなところにやりがいを感じていますか?

相続の面談が多いので、お客様の抱えるさまざまな問題を解決に導けたとき、やりがいを感じます。部署のメンバーも、お客様の役に立っていることを実感したときに、やりがいを感じているのではないでしょうか。特に相続に関しては、やり取りをする中でお客様から「ありがとう」「よくわかったわ」と、直接感謝の言葉を受けることも多々あります。自分の仕事がお客様のお役に立てていると実感できる場面がありますので。

主体性をもって業務にあたることのできる方に、
ぜひ来ていただきたいです

どのような方に来てほしいですか?

前向きに積極的に取り組んでいきたい、新しい業務をやりたい、身に付けたい、という意識を持っている方ですね。特に資格者の場合、資格を取りたてであろうと、ベテランであろうと、お客様から見たら、同じ「プロ」です。そのことを忘れずに、自覚をもって仕事にあたることが大事だと思います。もちろん、最初は分からないことばかりです。でも、「分からないことは聞けばいいや」ではなく、自分なりの意見や考えを持った上で、「自分はこう考えるのですが、どうですか?」というスタンスで質問をしてほしいところです。ここまでやってみたけれど、分からなかったから聞く。分からないなりに、主体性をもって業務にあたることのできる方に、ぜひ来ていただきたいです。


今、就職活動や転職活動をしている司法書士の方へ、メッセージをお願いします。

司法書士になりたての方は特に注意していただきたいのですが、最初に入る事務所によって、先々のキャリアがかなり変わってきます。最初はなるべく、特定の業務に特化した事務所ではなく、いろいろな業務に携わることのできる事務所を選ぶことをお勧めします。明成法務では、司法書士として取り扱う業務のほとんどを経験できます。私自身、司法書士となって1社目がここだったからこそ、今こうして充実しているのだと実感しています。また、勤務形態も色々と柔軟に対応できるようになっています。子育て中の資格者の方にも働きやすい環境だと思います。


補助者として就職先を探している方へ、メッセージをお願いします。

働きやすさに関しては、所員から一定の評価をいただいております。あとは、明るく元気な方、人とコミュニケーションを取ることが好きな方には、向いている職場だと思います。補助者の皆さんは、社内での連携をとってチームプレーで動くことが多いので、コミュニケーションを積極的に取れる方であれば、楽しく仕事ができると思います。資格者、補助者関係なく、社内での連携を重視していますので、チームで働くことが好きな方、円滑なコミュニケーションを取ることができる方にとっては、力を発揮しやすい環境です。