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2025.01.06

#04 明成法務15周年インタビュー|子育てと両立する女性社員 「働きやすい職場の条件とは?」

充実した設備や制度だけが、働きやすさのすべてではない。
明成には、たくさんの女性が活躍し、成長の原動力となっています。
女性が働きやすい職場を築くうえで、本当に大切なこととは?
子育てに奮闘する女性3名が本音で語り合います。

2019年入社
経理総務部
松本 由里

2020年入社
第三業務部
司法書士
糸山 歩

2021年入社
第一業務部
司法書士
福田 貴子

充実した設備や制度だけが 働きやすさではない

今の場所に埼玉本部が移転してきて、完成したフロアを見たとき、「都会の会社」だと思いました。受付電話に女性用トイレ、オフィスに入るとデスクがずらっと並んでいて、この場所で働くイメージが思い描けなくて…。というのも、それまで勤めてきたのが小さな個人事務所だったので。

比べていいのかどうか分かりませんが、私は逆に、いわゆる東京の大企業で働いていました。広告代理店ということもあり、オフィスは先進的でクリエイティブ。働く女性を支えるための制度や福利厚生の充実っぷりは当たり前で、社食には某有名レストランがプロデュースするコーナーもありました。

女性用トイレに感動していた自分が恥ずかしくなるわ…。

ちなみに女性用トイレには、油とり紙や化粧水などのアメニティグッズが並んでいました。

ホテルみたいですね(笑)。

でも、今の方が働きやすいですし、楽しいです。

そんなに至れり尽くせりで、うらやましい! 産休・育休もたっぷり取れたはずですよね?

はい、取りました。でも、育休明けに復帰したら、人事部の方に「なんで復帰するの?」と言われてしまったんです。
そんなことを平気でいう時代だったといえば、それまでなんですが、会社に求められていないことを、ある意味、子どものせいにしていたんですね。働くママだから、だと。
でも、よくよく考えてみると、たとえ時短勤務であっても「この人に仕事をお願いしたい」と思われている女性社員もいる。つまり、自分のスキルが足りていなかったことに気づいてしまったんです。
仕事にやりがいは感じていましたが、手に職をつけて再出発しようと、司法書士の資格を目指すことにしました。

私たち明成にとっては欠かせない人材なのに…。

そう言ってくれる人ばかりだから、明成は働きがいがあるんですよ。しかも、女性中心の職場でお子さんを持つ方もたくさんいる。
誰かが休むことを前提に仕事が組まれていますし、みんな持ちつ持たれつの関係だから、不安材料は少ないです。

私たちが求めていた場所

実は私も、出産を機に仕事を辞めたんです。というか「うちはそういう慣習だから」と言われ、辞める以外に選択肢がありませんでした。
それから6年間、専業主婦をしていたのですが、子どもが小学校に上がった頃、友人のお店を手伝ったことがきっかけで、働いてみようと思い立ったんです。そうして今、ここで皆さんの仲間に入れてもらったというわけです。

6年もブランクがあったとはびっくり。だって、いつも涼しい顔しながらササーっと仕事をこなして、完全にデキる女じゃないですか。

デキるふうを装っていたんですよ。内心は「6年ぶりに就く仕事じゃない」と、いつも必死でしたから。
働こうと思い立つ前までは、ただ、なんとなく専業主婦になって、なんとなく子どもを幼稚園に入れて、なんとなく時間が過ぎていった。
もちろん、子どもは大好きですけど、社会とのつながりを持っていたかったんでしょうね。

わかる。私は、夫の転勤で関西から関東に引っ越してきて、縁もゆかりもない土地で生まれて半年の子どもと二人きり…。2週間が限界でした(笑)。それから速攻で保育園を申し込んで、ハローワークに駆け込みました。

糸山先生は、明成に入社されてからもお子さんを出産されましたよね。

はい。明成で産休・育休を取得した司法書士第1号のはずです。
ただ、一年間も休むことに対して、すごく申し訳ない気持ちがありました。復帰後、完全に浦島太郎状態となっていた私を、みんな温かく迎えてくれて、融通を利かせてもらいながら徐々にペースを取り戻していきました。
仕事の内容も前と変わらず、戦力として認めてもらえたのはやっぱりうれしかったですね。

もっともっと助け合おう!

いつも思うのですが、明成ってみんな優しいですよね。職場全体に、みんなでフォローし合って業務に臨んでいこうという空気がありますよね。
前職では男性中心の会社だったからか、なおさら働きやすさを感じます。

小さいお子さんがいたりして、家庭を優先したい女性が多いですから、その人たちが働きやすいようにしていった結果ですかね。
一人ひとりの事情を汲んで仕事ができるように、トップから現場まで、事務所全体で配慮してもらえていると感じます。
資格取得を目指している人は試験前に勉強に専念するため、休むこともできるし、これから育休を取りたいという男性や、親の介護をしなくちゃいけないという人が出てきたときも、どうしたらその人とチームに良い形になるか、きっとみんなで考えていくことができるでしょうね。

とはいえ、糸山先生はまだまだお忙しそうですよね。

ありがたいことに、皆様からたくさんのご依頼をいただけているので。毎日みんなで全力疾走です。
新しいメンバーも増え、第三業務部での教育体制も着々と出来上がっているところなので、もう少ししたらみんなのお昼休憩と定時退勤が守れるようになるはず!
福田先生のいる第一業務部は、新入社員の教育体制が出来上がっていて、みんな着実にレベルアップもして、素晴らしいチームですよね。

そもそも第三業務部は、複雑かつ難易度の高い案件が多いですからね。
だから、第一業務部で力を付けた人が第二、第三業務部にヘルプに行けるような仕組みがあったらいいのかも。ここ2、3年で急激に人が増えて、お互いまだ交流できていないだけで、多分、これから徐々に会社全体で助け合いができるようになっていくのではないでしょうか。

その日のために会社が用意してくれたランチ補助制度があるじゃないですか。さっそく今度、みんなでおいしいランチを食べに行きましょう。

いいね!代表、ありがとうございます!