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COLUMN

2024.05.31

私の司法書士としての始まり

Q1:高橋先生はなぜ司法書士を目指したのですか?

実は海外ドラマがきっかけという、ミーハーな性格が影響しましたね。
法律に関わる仕事をしたいと漠然に思ったのが高校生の時でした。当時の僕はアメリカかぶれ真っ只中の時期で、中学生の頃から「ビバリーヒルズ青春白書」を見るような子供でした。今でこそ当たり前のようにみんなが海外ドラマを見ていると思いますが、当時からするとませた子供だったわけですよ。
そんな中で、アメリカのドラマは法廷ドラマが多く、そこで扱う社会問題や人間模様にドラマを感じ、法律の仕事に興味を持ったのがきっかけです。

その後、実際に法学部に進学し、学んでいるタイミングで2004年に小泉政権の元で司法試験制度を変更し法科大学院を設置するという制度が発足しました。
これは法曹人口を増やす目的もあったのでしょうが、当時の僕は制度設計を見た時に破綻すると思いました。実際、当時70校以上あった大学院が、40校弱まで減っているのが現実ですね。
この時は感覚的なものですが、法律に関係する仕事の中で、弁護士の次と言えば司法書士かな、ぐらいの感じで目指し始めたんです。結果2年で資格を取得でき、実際にこの仕事についてからは天職だなと実感してます。

Q2:弁護士ではなく司法書士で良かったですか?

弁護士とは違い、司法書士は「前向き」な仕事という点で僕にすごく合っていたと思います。
司法書士が必要とされるのは、会社の設立タイミングや住宅ローンを組んでのマイホーム購入など、新たな未来に向けた道に踏み出す時というシーンが圧倒的に多いんです。
人生の岐路に共に寄り添い、新たな一歩を踏み出すというすごく前向きな仕事が、僕の性格的にもハマりましたね。

Q3:この先5年後、10年後にどんな成長をしていたいと考えていますか

やはり、経営者としては「会社の成長」を目標にしていますよ。
ここでいう会社の成長とは、単に会社の規模や売上を伸ばしたい!という話ではなく。
今働いてる人が、5年後もこの会社で働いてて良かったと思ってもらえるような組織になっていたいと思ってるんです。
案件が増えれば売上も増えて、そうなると自動的に人が必要ですから会社の規模は大きくなる。ただ、それは僕が考える会社の成長ではない。
会社としての力をつけたい。それはこの会社の理念や働き方に共感する人が増えて、そういったメンバーで組織が構成される会社になっていくこと。
これが僕の考える会社の成長ですね。

Q4:これから一緒に働く人に、どういったことを求めていますか

一つは素直であること。
どこの会社でも言われることかもしれないですが。
僕たちはサービスを提供して、それに対してお金をもらうという関係性でお客様と成り立っている。その前提には、僕らはお金という対価に対する適正なサービスを提供する必要があるということを理解していること。
あとは、新しい取り組みなんかに前向きに取り組める人、チャレンジできる人がいいですね。
そういう人は、仕事を楽しいと感じてるだろうし。僕としても一緒に働いてて気持ちがいいし、働きやすいですね。

 

Q5:明成法務司法書士法人で働くことのメリットとは?

メリットというか、マインド的な話になるかもしれないけど、
僕が司法書士になった当時、こんな場所で働きたいと思った環境を今作ったと思っています。
当時の僕は資格を有していながら、司法書士としての仕事の経験がなく、お客様に満足してもらえるサービスが提供できず、恥ずかしさと悔しさがありました。
1日でも早く「できて当たり前」と本当の意味でお客様に求められたサービスを提供できるようになりたいという思いが強かったです。
そういった意味で、この会社では1日でも早くお客様に適切なサービスを提供したいというマインドを持ってる人にとっては、キャリアを積める環境が十分揃っていると思います。

Q6:未経験で明成法務司法書士法人に働く人にとってはどうでしょうか。

もちろん部署にもよりますが、司法書士事務所なので、事務スキルを活かして活躍できる会社ですね。特に女性の多い環境の職場なので、子育て中の主婦の方にとっても働きやすい環境があります。
また、事務職の中でも裁量が大きい仕事を受け持てるというのはやりがいとしては大きいかと。個人的には、パラリーガルといったポジションよりも司法書士事務所の方のスタッフの方が裁量は大きいと思いますよ。
また、精鋭部隊チームもあり、質の高い仕事を経験できる部門もあるので、自分のスキルに応じた働き方やステップアップできる先があるのは、個々のスキル成長につながると考えています。