社員を知る

とても明るいイメージで、
働きやすい風通しのよい環境です。

茨城事務所所長
司法書士齊藤 洋平
平成22年度司法書士試験合格
相続診断士

お客さまやクライアントに対して
「どのような形で貢献できるのか」という点を追求してきました

これまでの経歴について教えてください。

実は私、大学を中退しているんです。その後、ご縁があって、外資系の消費者金融で仕事をしていました。その頃、多重債務問題が起こっていて、債務整理の件で司法書士さんや弁護士さんが活躍していました。その姿を見て、私もそちら側の仕事をしてみたいと思ったのが、司法書士を目指したきっかけです。司法書士試験に合格後、一度、司法書士事務所に就職したのですが、事情により退職し、司法書士業務からは離れていました。5年ほどのブランクを経て、明成法務司法書士法人に再就職しました。


明成法務を選んだ理由は?

明成法務は、当時から規模の大きい司法書士法人として展開していました。そのような法人がこれからさらに成長していくための一助になりたい、メンバーに加わりたいと思ったのが、一番の理由です。また、非常に明るいイメージで、働きやすい風通しのよい環境だというのも大きなポイントでした。面接時に事務所を見学したのですが、とても綺麗で都会的なオフィスに驚いたことを覚えています。


現在の主な業務をお聞かせください。

5年前、当法人が茨城に展開してから現在まで所長を務めています。展開当初は営業が私の主な仕事でした。現在では仕事、スタッフも増え、営業のほかマネジメント、実務にあたっています。
飛び込み営業から始まり、交流会や、セミナーなどに参加して、同じ志を持つ方たちと親交を深め、業務のご依頼もたくさんいただけるようになりました。
また、いくつかの団体に所属しており、ご依頼を受けて講演活動などもおこなっています。
とても有難いことですが、ご紹介でお仕事をいただく機会も増えました。


ご紹介が多い理由をどのようにお考えですか。

どのクライアントにとっても、私たちが初めての司法書士事務所ということはほぼありません。すでに他の事務所を利用し、何かをきっかけに私たちを選んでいただけるようになります。
ここで「どう差別化するか」という部分に力を入れてきました。例えばフットワークだったり、細かい部分の気配りだったり、仕事を頂くのはクライアントからですが、クライアントが紹介してくださるお客さまもいて、そのお客さまやクライアントに対して「どのような形で貢献できるのか」という点を追求してきました。

仲間の力を借りられたのがすごく心に残っています。

茨城事務所がオープンしてから、どのように体制が変わってきたのでしょうか。

開所したての頃は埼玉の本部とリモートでつながり、顧客対応や司法書士業界における決済業務、お客さまとの相談業務、銀行との業務などで連携していました。
埼玉本部の補助者の力を借りて、私が現地の動きを担っていました。埼玉本部がバックオフィスで、現地の動きは茨城事務所でしたね。


これまでで特に苦労されたことは何ですか。

当初、私も仕事を取るのに必死で、ちょっとでもお声がかかればスピーディに対応し、柔軟に臨む必要がありました。稼働時間についても本部のメンバーに「何とか協力してほしい」と依頼しながら進めるのは大変でした。
中でも印象的だったのは、ある日曜日に難しい仕事が入った時のことです。「これは本部の力を借りなきゃいけない」とパートナーに電話したところ、彼は趣味のトレイルランニング中でした。
「仕事が来た、力を貸してくれ」と話すと、息を切らしながら承諾してくれ、仲間の力を借りられたのがすごく心に残っています。
本部のみんなは本当に私をサポートし、バックアップしてくれました。


茨城事務所と埼玉本部の大きな違いは何ですか。

単純に人数が少なくて、こちらは今8人です。
仕組みの大きな違いは、本部には業務部があり、分業が非常にうまくできていると思います。各個人が自分のパートを担当し、それがうまく全体として機能しています。対して茨城のほうはまだ人数が少なくて、ほとんどが経験者採用で、それぞれオールジャンルに対応できる人が集まっています。
良く言えば「みんなが何でもできる」ですが、反面、連携プレーのようなものは本部に比べるとかなり少ないです。


茨城事務所内の雰囲気づくりで工夫されていることを教えてください。

チームがコミュニケーションを取れるよう、たまに食事会などを企画しています。あとは本部のようになるのが理想だと思うので、本部のやり方や体制を茨城にも落とし込めるよう意識しています。


所員にはどんなことを求めているのでしょうか。

地方なので、私たちのように大規模な法人はすごく少ないです。メンバーはいずれも経験者ですが、首都圏型、企業型の司法書士法人の理念や仕組みを、みんなで協力しながら実現してほしいです。


所長として大切にしていることをお聞かせください。

メンバー人一人への声掛けだったり、本部の様子を伝えたり、あるいは本部に倣うことを浸透させています。
本部に倣うという点では、まずシステムの有効活用は進められそうです。例えばクラウドのキントーンを使うなど、茨城エリアの他事務所に比べてインフラの面で先進的だと思います。もっともっと活用して業務の効率化を図れればいいと思います。

茨城事務所は地方の展開第1号という形なので、
モデルになれるよう努めます。

今後、明成法務や茨城事務所はどう変化していくとお考えですか。

当法人全体として、今は茨城、群馬、名古屋に地方事務所があります。もっともっと全国展開していければと思います。
私のいる茨城については、地方展開第1号事務所なので、モデルになれるよう努めます。これから地方に進出していくにあたり、手本になることを目指します。
地方の事務所と本部はそれぞれつながりが深いものの、地方同士のネットワーク構築はこれからです。個人的には各所長と電話やLINEで交流していますが、事業所単位ではまだなので、これから機会を増やせたらと思っています。
ネットワークが強固になれば情報共有も盛んになり、互いの工夫や享受しているメリットを伝え合って、それぞれでもっと役立てられるでしょう。


茨城事務所の目標をお聞かせください。

具体的な数字目標があり、達成するために業務効率化とチームの連携を強めることです。人材採用や役割分担など、いろいろな課題がありますが、うまく体制を作ってみんなが心地よく業務に臨めるようにし、成長につなげたいと思います。


茨城事務所で求める人材について教えてください。

まずは有資格です。資格の無い方でもキャリアがある方ですね。さらにキャリアが無かったとしても、この業界に興味があり、活躍したいと思っている方は歓迎です。
先ほどの話に戻りますが、本部は未経験者を積極的に採用し、各部署で指導して成長させるなど生え抜きを重んじています。茨城も同じように進めることで本部に近づけようと思っています。
資格の有無を問わず、この業界で活躍したい方にぜひお会いしたいです。