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2025.08.05

【インタビュー】アルバイトから独立へ。明成法務で私が得た、一人前の司法書士になるための全て。

■登場人物

  • インタビュアー:薮中
  • インタビュイー:種本先生(2024年10月独立)
  • (文中登場):高橋代表

※本記事は、実際のインタビューに基づき、会話の雰囲気を大切にして作成しています。


●インタビュアー

明成法務を2024年10月末に卒業され、ご自身の事務所を開業された種本先生に、ご入社から独立までの経緯をお伺いします。 本日はどうぞよろしくお願い致します。

◯種本先生

よろしくお願い致します。

キャリアの始まりは、司法書士を目指す学生アルバイト

●インタビュアー

早速ですが、種本先生はいつ頃ご入社されたのでしょうか?

◯種本先生

最初はアルバイトとして入社しました。大学を卒業した年の夏、2018年の7月末か8月頃からです。

●インタビュアー

資格取得前からご入社されていたのですね。アルバイトではどのような業務を?

◯種本先生

本格的な実務というよりは、インターンのような形でスタートしました。週3日、1日5〜6時間程度の勤務です。もちろん資格取得を目指していたので、試験勉強にも繋がる仕事がしたいと思い、入社を決めました。

●インタビュアー

試験勉強と両立しながら、どのような業務から始められたのですか?

◯種本先生

書類の返却業務や、法務局・役所を回って書類を受領してくる、といった外回りの仕事が中心でした。

●インタビュアー

まさに実務に触れながら、勉強を進めていくスタイルですね。

◯種本先生

はい。勉強している内容について先輩の資格者の方に質問できるのはもちろんですが、逆に質問されることもありましたね。「これって何だっけ?」みたいに(笑)。法改正は数年ごとにあるので、合格から年数が経っている先輩方から「今の制度ってどうなってるの?」と聞かれることもありました。また、「勉強はどこまで進んだ?」など、いつも気にかけていただいて。私から積極的に質問するタイプではなかったのですが、皆さんが声をかけてくださったので、とても相談しやすい雰囲気でした。

●インタビュアー

高橋代表も、よく気にかけてくださったそうですね。

◯種本先生

そうですね。「アルバイトしながら、ちゃんと勉強できてるか?」など、会社にいらっしゃった時はいつも声をかけてくれました。

※2022年事務所移転当時、種本先生

個々の成長を支える、柔軟な働き方と温かい人間関係

●インタビュアー

当時、お仕事と勉強の時間のバランスはどのようでしたか?

◯種本先生

会社の始業は9時ですが、そこから6時間勤務で15時頃に終わることが多かったです。日によっては午前中で終わることもあり、予備校の時間に合わせてかなり自由にシフトを組ませてもらえました。

●インタビュアー

あくまで試験勉強を優先できる環境だったのですね。アルバイトの期間はどれくらいでしたか?

◯種本先生

2年ほどです。司法書士試験には3回目で合格し、2020年の10月に正社員として入社しました。

●インタビュアー

そこから司法書士としてのキャリアが本格的にスタートしたのですね。

◯種本先生

はい。最初は書類の受領などがメインでしたが、次第に相続案件の補助業務や、決済の立会いに同席させていただくようになりました。先輩から「今日、決済が2件あるから1件目に同席する?」と声をかけてもらう機会が何度かありました。

●インタビュアー

実際に司法書士の実務に触れて、事前のイメージとのギャップはありませんでしたか?

◯種本先生

最初は「本当に私にできるのかな…」と思いました。先輩方が当たり前にやっていることが、当時の私にはとても難しく感じられて。「いつかこんな風に仕事ができるようになるんだろうか」と、立会いのたびに感じていましたね。

●インタビュアー

ミスが許されないプレッシャーや、常に学び続けなければならない環境に、挫折しそうになることはありませんでしたか?

◯種本先生

司法書士を目指す方は多いですが、実務を経験して「イメージと違った」と感じたり、ご自身の適性に合わなかったりして、業界を離れる方が一定数いるのは事実です。 その点、私はアルバイト時代から実務に携わらせていただき、合格後に働くイメージを事前に持てていたことが、スムーズなキャリアスタートに繋がったと実感しています。これは本当に大きかったですね。

●インタビュアー

入社後、会社の規模拡大に伴い部署の編成もありました。異動の際は、どのように配属が決まるのでしょうか?

◯種本先生

部署の異動は、従業員の要望を聞いた上で検討されます。本人の要望に加え、従業員一人ひとりの仕事の進め方や業務量、そして「この先生とは性格的に相性が良いだろう」といった人間関係まで含めて最終的な決定となるため、本当に従業員ひとりひとりをよく見てくださっていると感じます。 私がアルバイトを始めた頃から皆さん本当に優しく教えてくださったので、自分が教える立場になった時も丁寧に接しようと自然に思えました。部署が変わっても働きやすさが変わることはない、という安心感がありましたね。

「点を線にする」半年間。未経験から一人前の実務家へ

●インタビュアー

資格取得後、初めて一人で担当した業務は覚えていますか?

◯種本先生

もちろん覚えています。決済です。

●インタビュアー

決済…! やはり緊張されましたか?

◯種本先生

緊張というか、もう「何が何だか分からない」という感じでした(笑)。書類上では見ていましたが、一から自分で段取りを組むのは初めてで。お客様ごとに状況も事情も全く違うので、本当に難しかったです。正直、最初は全く訳が分かりませんでした。

●インタビュアー

そうした壁は、どうやって乗り越えたのですか?

◯種本先生

最初の頃は、当時の上司が「ここに電話して、これを聞いて、いつまでにこれをやる」と、全て手取り足取り教えてくれました。その一つひとつの点を、自分で線にしていくような作業を半年ほど続けたおかげで、一人でも案件をこなせるようになったのだと思います。とにかく数をこなす経験が、非常に重要でした。

●インタビュアー

その半年間で、案件数はどれくらい増えましたか?

◯種本先生

最初は週に1件程度でしたが、2〜3ヶ月経つ頃には、1日に2件、3件と担当するようになりました。

●インタビュアー

週1件から1日3件とは、すごい変化ですね。

◯種本先生

業務量は全く違いましたね。でも、一度やり方を覚えればやるべきことは同じなので、なんとか対応できました。早く成長したかった私にとって、このペースはとてもありがたかったです。そうしたペース配分も、当時の部長が私の成長に合わせて調整してくれていたのだと、今になって感じます。

●インタビュアー

残業は多かったですか?

◯種本先生

案件が立て込んだ時だけです。18時終業のところ、20時頃まで残業することも何度かありましたが、忙しい時期でも毎日続くことはなく、プライベートの時間はしっかり確保できていました。

独立への道筋をつけた「営業」という挑戦

●インタビュアー

司法書士の方の給与は、どういった基準で決まるのでしょうか?

◯種本先生

私の場合は「これくらい稼ぎたい」という希望を上長に相談し、代表とも直接お話しする機会をいただきました。その目標を達成するためには、どのような仕事をする必要があるか、という具体的な目安を示してもらえます。

●インタビュアー

目標達成には、案件量を増やす以外に何が必要ですか?

◯種本先生

担当する業務内容も変わってきます。例えば、自分で営業活動を行ったり、役職者としてマネジメント業務を担ったり。マネジメントの立場になれば、扱う案件の種類も自然と増えていきます。 私の場合、マネジメントよりもプレイヤーとして自分で案件を開拓したいという思いが強かったので、営業に挑戦させていただきました。

●インタビュアー

当初から独立を志望されていたのですか?

◯種本先生

いえ、全く考えていませんでした。高橋代表の仕事を間近で見ていたからこそ、自分に同じことができるとは到底思えませんでしたね。

●インタビュアー

では、いつ頃から独立を意識されるように?

◯種本先生

営業に出るようになってからです。これも、私が「新しいことに挑戦したい」と伝えたところ、高橋代表が「営業もやってみようか」と快く後押ししてくださいました。期間は3ヶ月ほどでしたが、協力会社の営業担当の方に同行させていただき、実際に自分で動いてみる中で、「これなら自分でもできるかもしれない」と思えたのが、独立を意識した最初のきっかけです。

●インタビュアー

営業に挑戦されたのは、入社からどれくらいのタイミングでしたか?

◯種本先生

資格取得後、3年ほど経った頃です。ただ、これは本当に人によると思います。早い段階で「もっと稼ぎたい」「営業がしたい」という希望があれば、それまでの実績や適性も考慮された上で、部長や高橋代表が「問題ない」と判断すれば挑戦させてもらえる環境です。

●インタビュアー

実際に独立を決意され、周囲に報告されたのはいつ頃ですか?

◯種本先生

実は1年ほど前から、今後のキャリアについて悩む時期がありました。最終的に独立の意向を報告したのは、退職の3ヶ月ほど前の夏です。

●インタビュアー

その時の、周りの方々の反応はいかがでしたか?

◯種本先生

皆さんに応援してもらえました。むしろ「一人で大丈夫?」と心配されたくらいです(笑)。会社全体として、メンバーの独立を応援する風土があるのだと思います。長く勤めた後に独立した前例は私が初めてだったので、温かく送り出していただけたのかもしれません。

「1から10まで」の経験が、独立への自信になった

●インタビュアー

開業準備で、特に苦労されたことはありますか?

◯種本先生

IT関連の準備ですね。全く分からなくて…。自分でパソコンを買うのも初めてだったので、「えいや!」という感じで選んで、今まさに試行錯誤している段階です。これからは自分のペースで進めていくしかないので、予定を詰め込みすぎず、うまく休息を取りながら、「何が何でもやり遂げる」という気持ちで頑張ります。

●インタビュアー

明成法務での経験を振り返って、独立に至った一番の要因は何だと思いますか?

◯種本先生

学べたことは本当に多過ぎて一言では言えませんが、開業に至った最大の要因は、多くの業務に**「1から10まで」**携われた経験です。 一般的な司法書士事務所では、この規模になると分業制になることが多いと思います。ですが明成法務では、お客様からのご依頼、ご連絡、立会い、書類チェック、申請まで、ほとんど全ての工程を一人で担当させていただきました。この「1から10まで」を全て自分で対応できたからこそ、独立に必要な自信を持つことができたのだと思います。いざ独立を考えた時、業務面での不安要素はほとんどありませんでした。

未来の後輩たちへ。成長を望むなら、最高の環境がここにある。

●インタビュアー

これから司法書士を目指す方へ、アドバイスはありますか?

◯種本先生

絶対に一度は実務を経験した方がいいです。できれば、受験勉強中から。特に受験に専念している方がアルバイトを始めると、合格後に働くイメージが具体的になります。司法書士の基本的な仕事はどの事務所でも大きくは変わりません。その仕事が本当に自分に合うかどうかを確かめるためにも、実務経験は不可欠です。 私も以前はコンサルティングのような仕事に憧れた時期もありましたが、それも確かな実務経験の延長線上にあるもの。様々な実務を知らなければ、お客様への的確な提案はできないと実感しました。

●インタビュアー

最後に、どんな人が明成法務で働くのに向いていると思いますか?

◯種本先生

「一人前の司法書士として成長したい」という強い気持ちがある人です。そういう方にとって、今の明成法務は本当に最高の環境だと思います。ただ、「ゆるりと働きたい」という方には、少し厳しいかもしれません。 個人的には、正社員として入社するのも良いですが、私のようにアルバイトから始めるのがお勧めです。周りに温かく見守ってもらいながら、スムーズにキャリアを始められました。

資格の有無にかかわらず、意欲のある若い方には最適な場所です。「色々なことに挑戦したい」なら、絶対に明成法務を勧めます。不動産登記も商業登記も両方経験できる環境は、本当に貴重です。大きな事務所ほど専門分野が分かれてしまうので、その点、明成法務では幅広い案件に挑戦できます。 もちろん、まずは基本となる不動産登記の業務を習得する必要があり、そこを乗り越える気力と体力は必要ですが、その分、驚くほど早く成長できるはずです。 以前、高橋代表から「明成法務では、他所の事務所なら1〜2年かかるところを、数ヶ月のスピードで覚えられる」と言われたことがあります。豊富な案件数があるため、短期間で濃密な経験を積むことができ、スピーディーな成長が可能なのです。

●インタビュアー

貴重なお話をありがとうございました。開業後のますますのご活躍を心より願っております。

◯種本先生

ありがとうございます!